葬儀や法事などの仏事に関して、誰にも相談できずに悩まれている方が多くいらっしゃいます。
特に横浜は他府県から居住された方が多く、仏事をどのようにおつとめすればよいか一人悩まれている方も多いのではないでしょうか。 お葬式やご法事、仏事に関すること等、お気軽に善行寺へご相談ください。無理のない最善の方法をご一緒に考えましょう。詳しくは、お問い合わせからどうぞ。
1月 元旦会(修正会)
2月 涅槃会
3月 春季彼岸会
4月 おみがき
5月 永代経法要
6月 門信徒総会
7月 新暦盂蘭盆・新盆
8月 旧暦盂蘭盆・新盆
9月 秋季彼岸会
10月 報恩講法要
11月 おみがき
12月 除夜会
*第3日曜日13時から法話会
*不定期ながら善行寺子ども会開催中
年初に、心新たに阿弥陀様にお参りさせて頂き、報恩謝徳の生活の第一歩をふみだす行事です。新年を祝うとともに、阿弥陀様の大いなる願いの中に生かされる身の幸せを喜ぶ正月の行事です。どなたさまも、どうぞご参りください。
彼岸とは、迷いの世界である此の岸を離れ、彼の国(お浄土)へ至ることを願う法要です。昔から西方の十万億土の地にあるとされる極楽浄土を偲んで、春分の日、秋分の日を挟んだ七日間につとめられてきました。浄土真宗でもお寺を中心として、お彼岸の法要がつとめられています。どなたさまも、どうぞご参りください。
盆会ともいい、全国的に八月十五日前後につとめられますが、東京の寺院では一般的に7月15日前後に行われます。お盆はお釈迦様の弟子である目蓮尊者の母が仏法によって、餓鬼の世界から救われたことからおこったといわれています。一般に、「お盆」には先祖供養をすることがならわしとなっていますが、浄土真宗では亡くなった先祖の供養の為に行うのではなく、先祖に対する報恩感謝の意味でつとめます。どなたさまも、どうぞご参りください
永代経法要は、故人を偲び、「み教えが永代に伝わるように」とういう願いを持って勤められる法要です。 またそこから「お寺が永代に存続し、み教えが大切に受け継がれるように」という願いが込められた意味にもなりました。 永代経法要といっても、他宗のように死者に対する追善回向する意味ではなく、亡き人を縁として寺院に参詣し、故人を追慕するとともに自身の聞法のご縁を頂きます。永代経法要のために懇志を納めますが、これは法座や諸堂の維持など寺院の教化活動のために用いられます。善行寺では5月に永代経法要が営まれます。どなたさまも、どうぞご参りください。
報恩講とは....京都 本願寺では、1月9日から親鸞聖人のご命日である16日までの8日間、聖人のご苦労を偲びつつ、報恩講法要がつとまります。親鸞聖人は弘長2年(1263)11月28日に90歳の生涯を終えられました。報恩講は聖人の没後、門徒たちが聖人の遺徳を偲び、毎月28日に開いた念仏の集まりがはじまりといわれ、本願寺三世の覚如がその集まりを「講」と称し、聖人の恩に報いる「報恩講」と名付けたといわれています。 「報恩講」は一般の寺院でも行われますが、その場合、本山より先に日を繰り上げて行います。これを「お取り越し」といいます。なお、善行寺では季節も穏やかになった初秋10月に報恩講が行われます。どなたさまも、どうぞご参りください。
宗 名
浄土真宗
宗 祖
親鸞聖人 (ご開山)
ご誕生 1173年5月21日(承安3年4月1日)
ご往生 1263年1月16日(弘長2年11月28日)
宗 派
浄土真宗本願寺派
本 山
龍谷山本願寺(西本願寺)
本 尊
阿弥陀如来(南無阿弥陀仏)
聖 典
・釈迦如来が説かれた「浄土三部経」
『仏説無量寿経』『仏説観無量寿経』 『仏説阿弥陀経』
・宗祖親鸞聖人が著述された主おもな聖教
『正信念仏偈』(『教行信証』行巻末の偈文)
『浄土和讚』『高僧和讚』『正像末和讚』
・中興の祖 蓮如上人のお手紙
『御文章』
教 義
阿弥陀如来の本願力によって信心をめぐまれ、念仏を申す人生を歩み、この世の縁が尽きるとき浄土に生まれて仏となり、迷いの世に還って人々を教化する。
教 義
阿弥陀如来の本願力によって信心をめぐまれ、念仏を申す人生を歩み、この世の縁が尽きるとき浄土に生まれて仏となり、迷いの世に還って人々を教化する。
生 活
親鸞聖人の教えにみちびかれて、阿弥陀如来のみ心を開き、念仏を称えつつ、つねにわが身をふりかえり、慚愧と歓喜のうちに、現世祈祷などにたよることなく、御恩報謝の生活を送る。
宗 門
この宗門は、親鸞聖人の教えを仰ぎ、念仏を申す人々の集う同朋教団であり、人々に阿弥陀 如来の智慧と慈悲を伝える教団である。それによって、自他ともに心豊かにいきることので きる社会の実現に貢献する。
この「教章」は、わが宗門に集う方々に、ぜひ心得ていただきたい浄土真宗の要旨であるとともに、 新たにご縁のできた方に、み教えを理解していただくための手引きでもあります。
私たちは、近く宗祖親鸞聖人の750回大遠忌をお迎えいたしますが、この大遠忌を機縁に、先人の 方々が身をもって伝えてくださった親鸞聖人のおこころを深く受けとめ、浄土真宗のみ教えを混迷の時代を導く灯火として高く掲げ、人々に広く伝えながら、ともに世の安穏をめざして歩みたいと思います。
この「教章」を身近に備え、折りにふれて参照し、浄土真宗に親しんでくださるよう期待いたします。
2008(平成20)年4月15日
門 主 大 谷 光 真
自死遺族の会・グリーフケア(悲嘆回復)・いのちの集いへの相談窓口をしております。どうぞご遠慮なく、ご相談ください。